マンションを守る!!防水工事の種類と適切なタイミング

こんにちは!アパマンメンテの大浦です!
「最近マンションの屋上が心配」「共用部の天井に雨染みがある」「防水工事ってどのタイミングでやればいいの?」――そんな不安や疑問をお持ちのオーナー様は多いのではないでしょうか。特に築20年を超えたマンションでは、防水性能の低下による雨漏りや劣化の兆候が見られることが少なくありません。

この記事では、「マンション防水工事の重要性」「代表的な防水工法の種類と選び方」「適切な実施タイミング」について詳しく解説していきます。実際の事例や専門家の視点も交え、分かりやすくご紹介します。

この記事を読むことで、「どのような防水工事が自分の物件に合っているのか」「いつ、何を基準に施工を判断すべきか」が明確になります。

この記事は、茨城県でマンションをお持ちのオーナー様に是非読んでいただきたい内容です。


マンションの防水工事について

防水工事は、建物の寿命を延ばすための“見えない必須作業”です。適切な防水対策を怠ると、内部構造に水が浸入し、修繕コストや空室リスクの増加へとつながります。

マンション防水工事の重要性とは?

マンションの屋上やバルコニーは、日々の雨風・紫外線にさらされ続けるため、時間の経過とともに防水層が劣化していきます。防水層が劣化すると水が建物内部に浸入し、鉄筋のサビやコンクリートのひび割れ、内部腐食などの重大なトラブルを引き起こします。

さらに、入居者からのクレームにつながる雨漏りやカビの発生、さらには退去にも影響することがあります。防水工事は、こうしたトラブルを事前に防ぎ、建物の資産価値と住環境を守る最前線です。

実際、当社が担当した築23年のマンションでは、屋上の防水工事を行ったことで入居者からのクレームが減少し、空室率が8%改善しました。

マンション防水工事で防げる悩み

防水工事を適切に行うことで、次のような悩みを予防・解消できます:

  • 雨漏りの発生:天井や壁からの水のしみ出しを防止
  • カビ・ダニの発生:湿気の原因を遮断し、アレルギー対策にも効果
  • 鉄部のサビ・腐食:鉄筋の酸化を防ぎ、建物の耐久性を確保
  • 光熱費の無駄:断熱効果を高め、冷暖房の効率を改善

防水工事は一見地味な作業ですが、目に見えない部分で建物の寿命と快適性に直結する重要な工事です。


屋上防水工事の種類と特徴

防水工事にはいくつかの工法があり、建物の構造や築年数、施工面積に応じて選ぶ必要があります。ここでは代表的な2つの工法と、それぞれの特徴をご紹介します。 <br>

ウレタン防水とシート防水の違い

ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を複数回塗り重ねることで防水層を形成する工法です。複雑な形状の屋上にも対応しやすく、継ぎ目がないのが特徴です。価格は比較的安価で、工期も短い傾向にあります。メンテナンスを含めて10〜13年の耐久性があります。

一方、シート防水には「塩ビシート防水」「ゴムシート防水」があり、工場で製造されたシートを現場で貼り付けるタイプです。ウレタンに比べて厚みが一定で品質が安定しやすく、メンテナンスが容易というメリットがあります。耐久年数は15〜20年と長く、長期的な視点で見ればコストパフォーマンスに優れています。

当社では、施工環境や予算、建物の形状をふまえて、最適な工法をご提案しています。

塗膜防水の効果とメリット

塗膜防水は、液状の防水材を塗って膜状に仕上げる工法で、ウレタン防水やFRP防水が代表的です。特にFRP防水は強度と耐久性に優れ、ベランダやバルコニーなど歩行頻度の高い場所に適しています。

塗膜防水のメリットは以下の通りです:

  • 継ぎ目がないため、水の浸入をしっかり遮断
  • 工期が短く、複雑な形状にも対応可能
  • 上から再塗装が可能で、メンテナンスが柔軟

施工経験が豊富な業者が行えば、防水性能を10年以上維持できます。ただし、施工不良があると漏水リスクが高くなるため、信頼できる業者の選定が必須です。


マンション防水工事の適切なタイミング

防水工事をいつ行うべきかという点も非常に重要です。基本的には、築10〜15年が目安とされていますが、劣化の兆候を見逃さないことが大切です。

以下のような症状が見られたら、すぐに診断を依頼すべきです:

  • 屋上の防水層に膨れやひび割れがある
  • バルコニーの床に雨染みや変色がある
  • 天井や壁にカビ、シミが広がっている
  • 外壁のシーリングが切れている

早めに防水工事を実施することで、大規模な補修工事を回避でき、結果的にコストも抑えられます。また、防水工事と他の修繕工事(外壁塗装や鉄部補修)を同時に行うことで、足場費用の節約にもつながります。


まとめ

マンションの防水工事は、建物の寿命を大きく左右する重要な工事です。目に見えない部分だからこそ、計画的な点検とタイミングの良い対応が、長期的なコスト削減と入居者満足度の向上につながります。

  • 防水工事は雨漏りや劣化から建物を守る“最後の砦”
  • 工法はウレタン・シート・塗膜など、物件に応じて選択可能
  • 築10〜15年が目安。劣化症状を見逃さず、早めの対応がカギ

茨城県でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!

アパマンメンテでは、茨城県でお客様にピッタリのプランを提案しています。
アパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事はアパマンメンテにお任せください!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です