アパートの雨漏りトラブルを防ぐ!放置すると怖い原因と対策を徹底解説
こんにちは!アパマンメンテの大浦です。
「最近、入居者から天井のシミの相談が増えた」「雨が降るとどこかからポタポタ音がする」――
そんな“雨漏りトラブル”に悩まされていませんか?
アパートやマンションの雨漏りは、建物の老朽化や施工不良だけでなく、日々のメンテナンス不足が原因で起こることも多くあります。
しかも、雨漏りは“放置すると修繕費が何倍にも膨らむ”非常に危険なトラブルです。
今回は、茨城県の気候特性を踏まえた雨漏りの原因・放置のリスク・効果的な修繕方法について、オーナー様目線で分かりやすく解説していきます。
雨漏りを放置すると何が起きるのか?
雨漏りは単なる「水のシミ」ではありません。
放置することで、建物の構造体そのものにダメージを与える深刻な問題へと発展します。
例えば、以下のような被害が発生します。
- 木部や鉄骨の腐食・サビ
構造を支える柱や梁が弱くなり、建物の耐久性が低下します。 - カビやダニの発生
室内環境が悪化し、入居者の健康被害につながります。 - 漏電・火災のリスク
電気配線に水が触れると、ショートや火災の危険性があります。 - 入居者の退去リスク
「管理が行き届いていない」と判断され、入居率が下がる要因になります。
一見小さな雨染みでも、内部ではすでに木材や鉄骨が腐食していることも多く、
放置期間が1年を超えると、補修費用が3~5倍に膨らむケースも珍しくありません。

雨漏りが起こる主な原因とは?
茨城県のように年間を通して雨や風が強い地域では、以下のような原因で雨漏りが起きやすくなります。
① 屋根の劣化
屋根材のヒビ割れやズレ、コーキングの切れなどは雨漏りの最大の原因です。
特にスレート屋根やトタン屋根は経年劣化が早く、10〜15年ごとに点検や塗装のメンテナンスが必要です。
② 外壁のひび割れ
外壁にできた小さなヒビからも、雨水は少しずつ侵入します。
外壁塗装の防水効果が切れると、そこから浸水が始まり、内部断熱材や柱が湿気を吸って腐食していきます。
③ シーリング(コーキング)の劣化
窓枠や外壁の継ぎ目部分に使われるシーリング材は、紫外線に弱く、数年で硬化・ひび割れが起こります。
ここを放置すると、壁の中に直接雨水が入り込むため、定期的な打ち替え工事が必要です。
④ ベランダ・屋上防水の劣化
屋上やベランダは雨水が溜まりやすく、防水層が劣化するとすぐに雨漏りにつながります。
特に排水口まわりは詰まりやすく、こまめな清掃が重要です。
雨漏りの調査方法と修繕の流れ
① 現地調査
まずは専門業者が現地を確認し、目視・打診・赤外線カメラなどで劣化箇所を特定します。
アパマンメンテでは、レインボービューシステムという専用の雨漏り検査を導入しています。
これは、発光性のある調査液を複数箇所に流し込み、それぞれの流れ方を色で判別することで、
「どこから・どの経路で漏れているのか」を正確に突き止められる方法です。

② 修繕プランの作成
原因が判明したら、劣化箇所ごとに修繕計画を立てます。
屋根・外壁・防水のいずれか単独で済む場合もあれば、複数箇所を同時に修繕する必要があるケースもあります。
③ 修繕工事の実施
修繕方法には以下のような種類があります。
- 部分補修工事:漏水箇所のみを限定して補修
- 全体防水改修:屋上やベランダの防水層を全面的にやり直す
- 外壁塗装+シーリング打ち替え:外観も同時にリニューアル
特に、築20年以上のアパートでは「外壁塗装+防水工事」をセットで行うと、
雨漏り再発のリスクを大幅に減らすことができます。
雨漏り修繕の費用目安
雨漏り修繕の費用は原因や範囲によって異なりますが、以下が目安です。
| 修繕内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| 部分補修(コーキングや小規模屋根修理) | 5万円〜20万円 |
| ベランダ防水工事 | 15万円〜40万円 |
| 外壁シーリング全面打ち替え | 50万円〜100万円 |
| 屋上防水改修 | 80万円〜150万円 |
| 外壁塗装+防水工事(中規模マンション) | 200万円〜400万円 |
費用を抑えるために部分補修を選ぶ方も多いですが、根本的な解決にならないケースもあります。
「再発を防ぐには、建物全体を見た長期的な視点が必要」――これが雨漏り修繕の最大のポイントです。
オーナーが今すぐできる雨漏り対策
- 定期点検を欠かさない
少なくとも2年に1度は屋根・外壁の点検を行いましょう。 - 外壁塗装の防水効果を維持する
塗膜の劣化は雨水の侵入を許します。外壁塗装は10〜12年ごとが理想です。 - 排水口・雨樋をこまめに清掃する
枯れ葉やゴミが詰まると、雨水が流れず溜まってしまいます。 - 入居者からの報告を軽視しない
「雨の日に変な音がする」「天井が湿っている」といった声は早期対応のチャンスです。
まとめ
雨漏りは、放置すればするほど被害が拡大し、修繕費が増えていく厄介なトラブルです。
茨城県のように気候の変化が大きい地域では、外壁塗装や防水工事を定期的に行うことが最も有効な予防策です。
早めの点検・適切な修繕を行うことで、入居者の満足度が上がり、結果的にアパート経営の安定につながります。
茨城県でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、
ぜひこの記事を参考にしてくださいね!
アパマンメンテでは、茨城県でお客様に最適な修繕プランをご提案しています。
アパート・マンションの雨漏り修繕は、アパマンメンテにお任せください!

