屋上防水工事の重要性とメンテナンスのポイント
kaitohomeこんにちは！アパマンメンテの大浦です。
茨城県でアパートやマンションを所有されているオーナー様の中には、
「最近、屋上の防水シートが気になる」「雨漏りが起きてからでないと修繕は必要ないのでは？」
とお考えの方も多いのではないでしょうか。
実は、防水工事は建物の寿命を大きく左右する重要な修繕工事です。
外壁や屋根と違って普段目にすることが少ない部分ですが、劣化を放置すると建物内部まで被害が及ぶこともあります。
この記事では、屋上防水工事の種類・周期・メンテナンスのタイミングなどを詳しく解説し、
「修繕の正しい判断基準」が分かる内容となっています。
茨城県でアパート・マンションをお持ちのオーナー様に、ぜひ参考にしていただきたい内容です。
屋上防水工事とは？建物を守る“見えない盾”
屋上防水工事とは、建物内部に水を浸入させないための防水層を施工・保護する工事です。
コンクリートの屋上は雨水がしみ込みやすく、放置すると鉄筋の腐食やコンクリートのひび割れが進行します。
特に茨城県は、冬場の凍結や夏の高温による熱膨張・収縮の繰り返しが劣化を早める傾向があります。
したがって、地域の気候に合わせた防水仕様を選定することが重要です。
防水工事の主な種類
屋上防水にはいくつかの施工方法があります。建物の状態や予算、メンテナンス頻度に応じて選びましょう。
- ウレタン防水
液状の防水材を塗布して防水膜を作る方法。継ぎ目がないため雨水が入り込みにくく、
既存防水層の上から施工できる「改修工法」として人気があります。 - シート防水（塩ビ・ゴム）
工場で作られたシートを屋上に貼るタイプ。仕上がりが均一で、施工時間も比較的短いのが特徴です。
ただし、シートの浮きや破れが発生した場合は早期の補修が必要です。 - アスファルト防水
耐久性が高く、公共施設などで多く採用されている伝統的工法。
重量があるため、建物の構造に合わせた設計が求められます。
劣化のサインを見逃さない！こんな状態は要注意
屋上防水の劣化は、初期の段階では見た目では分かりにくいこともあります。
しかし、以下のようなサインが出てきたら、早めの点検が必要です。
- 防水層のひび割れや膨れが見られる
- 雨の後に水たまりが長時間残る
- コンクリートの一部に**白い粉（エフロ）**が出ている
- 室内天井や壁にシミやカビが発生している
このような症状を放置すると、躯体内部まで水分が侵入し、鉄筋腐食や漏電事故のリスクにつながります。
防水層の劣化を早期に見つけることが、修繕コストを抑える最大のポイントです。
屋上防水の耐用年数とメンテナンス周期
防水工事の種類ごとに、耐用年数の目安は次の通りです。
| 防水工法 | 耐用年数 | メンテナンス周期 |
|---|---|---|
| ウレタン防水 | 約10〜12年 | 5〜6年ごとの点検 |
| シート防水 | 約12〜15年 | 7〜8年ごとの点検 |
| アスファルト防水 | 約15〜20年 | 10年ごとの点検 |
茨城県のように気温差が大きい地域では、紫外線や凍結による防水層の伸縮ストレスが劣化を早めることもあります。
そのため、最低でも5年に一度は点検を実施し、必要に応じてトップコートの再塗布を行うことが理想的です。
実際のトラブル事例：修繕を先延ばしにした結果…
ある茨城県内のマンションでは、屋上の防水改修を15年以上実施していませんでした。
その結果、防水シートの劣化からコンクリート内部に水が浸入し、最上階の天井がカビだらけになってしまったのです。
さらに鉄筋が腐食したことで、補修工事費が当初の約3倍に膨れ上がったというケースも。
防水工事を定期的に行っていれば、100万円程度で済んだところが、結果的に300万円を超える大規模修繕に。
このように「まだ大丈夫」と思って放置することが、長期的には大きな損失になることを理解しておく必要があります。
屋上防水工事の費用相場
工法によって費用は異なりますが、一般的なマンション屋上（200㎡程度）の場合、
以下が茨城県内での目安相場です。
- ウレタン防水：2,500〜4,000円／㎡
- シート防水：3,000〜4,500円／㎡
- アスファルト防水：4,000〜6,000円／㎡
また、防水層を保護するトップコートのみの塗り替えであれば、
1,000〜1,500円／㎡と、比較的安価に延命が可能です。
早めのメンテナンスほど、コストは抑えられるという点を意識しておきましょう。
屋上防水工事を成功させる3つのポイント
- 信頼できる専門業者を選ぶこと
防水は下地処理・勾配調整・材料選定など、経験が品質を大きく左右します。
地元・茨城県で実績のある業者を選ぶことが安心です。 - 施工後の保証内容を確認する
工事完了後に保証書を発行してもらえるか、保証期間が何年かを必ず確認しましょう。 - 定期点検の計画を立てる
施工後も5年ごとに簡易点検を行うことで、防水層の寿命を2〜3年延ばせる場合があります。
まとめ
屋上防水は、建物を雨や湿気から守る“見えない資産”です。
一度劣化が進行してしまうと、目に見えない内部まで損傷が広がり、修繕費用が大きく膨らみます。
「雨漏りしてからでは遅い」という意識を持ち、定期的な点検と計画的なメンテナンスを実施することが、
オーナー様の資産を守る最善の方法です。
茨城県でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、
ぜひこの記事を参考にしてくださいね！
アパマンメンテでは、茨城県でお客様の建物に最適な防水プランを提案しています。
アパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事はアパマンメンテにお任せください！！
